オーロラといえば、極北地方の夜空に壮大に舞う光のカーテン!!

2000年1月カナダのイエローナイフへオーロラを見に行きました。3晩とも素晴らしいオーロラが空に舞い感動的な夜を過ごしました。残念ながら写真はうまく撮れなかったので、その時知り合った一宮市在住のT.O.さん初め数人の方の写真をご好意により掲載させていただきました。

 

さえ子のオーロラ感動記 2000

名古屋からバンクーバー、エドモントン経由でイエローナイフの空港に着いたのは深夜近かった。用意だけするとすぐオーロラを見に行った。もう0時をまわっていた。現地についた時、すでにオーロラが出始めていた。暗闇の向こうの空に白い帯状の天の川のようなものが・・・やがてその帯が濃くなり、だんだんとはっきりしてきた。さすがに屋外は寒く(-30度〜-35度)10〜15分外にいると、体の芯まで冷え込む。そのうちオーロラの帯が天井に見えるようになり、あちらの空からこちらの空に動いたり、青い光を発したり、まるで生き物のようだ。そしてしばらくこの生き物は空をかけめぐったあと、どこかへ消えていった。テント内で休み、帰り支度をして外へ出たときだった。まるで私たちの出てくるのを待っていたかのように、天が動きはじめた。空に怪しげな光の帯がゆらめき、濃くなったり、薄くなったり、天をかけめぐるようにあちらからこちらに光の帯が走ったり、カーテン状になりかけたり、”これぞオーロラ”という空のうごめきに、「アー、ワアー」とあちこちで感動のどよめき。寒さも忘れてただ口をポカンとあけて天を仰いでいた。2晩目もオーロラは見れたが、昨日に比べると薄かった。あちらの空、こちらの空とぼんやり見えたが、前夜のがすごかったので少し拍子抜け。3晩目。小屋に向かうバスのなかからすでに白い光が見え始めた。山小屋に着くと木々の上にオーロラがでている。しばらくするとだんだん光が濃くなってきた。午後11時頃だろうか。やがて天をまたぐようにオーロラが出始め、天井では輪を描いてきた。光が走り、カーテン状にゆらゆら。綾子(いっしょに行った長女)は「ほらほら、揺れている。カーテン、カーテン」と大騒ぎ。ホテルへもどったのはこの日も午前3時過ぎ。イエローナイフの3日間はほとんど寝る時間もないなんともcrazyな旅だったが、3日間ともオーロラが見れて大満足。大空をめぐる大自然に感動の連続だった。

実はこの3日間、水中と同様カメラを撮りまくったのだが、フィルム選び(ISO)の失敗と条件設定がまずかったため、オーロラはわずかな光の帯にしか写っていなかった。それでごいっしょした方、そのお知り合いの方に送ってもらった写真を掲載させていただいた。こころよくご承諾くださった方々に感謝いたします。

          

さえ子の水中写真 亀谷内科胃腸科