オーロラといえば、極北地方の夜空に壮大に舞う光のカーテン!!

2002年12月から2003年1月にかけてカナダのイエローナイフへ再びオーロラを見に出かけました。素晴しいこの感動を夫と共有したくて、そして前回写真がうまく撮れなかったのでそのrevengeを兼ねて出かけたイエローナイフでしたが、さてその結果はどうだったでしょう。

 

さえ子のオーロラ感動記 2003

関西国際空港からバンクーバー、エドモントン経由でイエローナイフの空港に着いたのは夜11時、オーロラ鑑賞に出かけたのはもう深夜1時近かった。現地についた時、すでにオーロラが出始めていた。白い雲のようなオーロラは少し濃くなったが、やがて消えていきあとには暗闇だけが残っている。3時過ぎまで待ったが初日はこれ以上のオーロラは見えなかった。今回は4夜連続してオーロラ鑑賞の予定なので、明日からに期待して早くホテルに帰って休みたかった。2日目はまったくオーロラは見えず。オーロラが見えないと寒さと疲れがこたえる。3日目、夜9時半過ぎに現地に着いた時は雲がかかっていて星が見えなかった。今日は水平線にきれいな日の出と日の入が見えたので、オーロラが見えるのではと期待してきたのに。11時過ぎになると雲が少しづつ切れて星が見えてきた。最初1つ、2つと見えていた星がやがてその数を増してきた。と思っていると木の向こうから1すじの光の帯が・・・やがてその光の帯は頭上にまわり天井に大きな輪のようになってきた。2002年ももうすぐ終わり、2003年を迎える。「10、9、8・・・・3、2、1、0」頭上いっぱいにオーロラを見ながら2003年を迎えることができた。光は濃くなり、こちらからあちら、あちらからこちらへと走り、ゆらゆらゆらめき、時にはカーテン状に波打ちながら動きまわっている。あちこちから歓声が沸きあがり抱き合っている人もいる。このオーロラは約3時間強も途切れることなく、感動を与えてくれた。私たちは寒さも首が痛いのも忘れてひたすらシャッターを押しつづけた。どうか今度は少しでも写ってくれますように。帰る時にもオーロラは出ていたが、今夜は十分見れて満足。いい2003年の始まりで、今年はいいことがあるかも。4日目はまたまた全くオーロラは見えなかった。3日目のオーロラを見ているときは3時間キャビンに入ることもなく、ずっと戸外で見ていたが、-30度の寒さの中、よく我慢したとお互いにびっくりした。でもあの疲れと寒さを押してでも余りあるほどの感動をオーロラは与えてくれる。(3年前より少し暖かかったような気がするが、これも地球温暖化現象?)

 

さえ子の水中写真 亀谷内科胃腸科