石津神社 2007.12

  
祭神は、八重事代主命・大己貴命・天穂日命を祀り、末社に野見宿祢・相殿に石津主命・別に天満宮を祀ります。当社の起源は古く孝昭天皇7810日勅願により創建された日本最古の戎神とも言われています。垂仁天皇(BC29AD70)は当麻の蹶速と言う男、四方の国に力を誇るのを聞かれ、天穂日命十四世孫で出雲国の力持ち野見宿祢を召されて力競べをさせ、宿祢は見事に蹶速を負かし、恩賞として蹶速の領地を賜る。(これが相撲の始まりとも伝えられています)又、埴輪の制度を案出するなど智勇共に優れ当社の神主に任ぜられた。その後、孝徳天皇白雉3年(652)当社に行幸奉幣。孝謙天皇も天平勝宝元年(749)行幸され、神主に藤原の姓と、従三位大納言を賜り河内の国狭山・野田の二ケ村を神領に寄せ給う、更に後醍醐天皇行幸奉幣の時には神官に冠・沓を賜る。当時は社頭広く八町四方に及ぶと社記にあります。明治42年(1909)に字北町の村社六所神社を合祀しました。

案内板説明より