海会寺跡 2008.1 |
海会寺跡は国指定史跡で、白鳳時代(約1350年前)に建てられた古代寺院で法隆寺式伽藍配置をとっている。軒丸瓦は、大和・木之本廃寺、摂津・四天王寺と同じ(木製の型)でつくられている。 また、すぐ隣から海会寺を建てた豪族の居館(屋敷)跡が見つかっている。この屋敷は、当時の一般的な家屋に比べ5倍もの規模をもち、7世紀初めから9世紀代までに幾度か建替えられながら、国政庁(昔の地方行政庁)のように整然と企画・配置されていた。 このことから、有力豪族が何世代かにわたり、勢力を強めながらこの地を治めていたことが分かる。 |
案内板説明より |