紀伊田辺---稲葉根王子 ---滝尻王子  20070217日〜18日  晴れ
JR 紀伊田辺駅 から左会津川を上流へと歩き、秋津王子、万呂王子、三栖王子、八上王子、稲葉根王子、ここからは冨田川沿いに上流へと歩き、一ノ瀬王子、鮎川王子を経て滝尻王子へと向かうコースを行く計画をたてた。ほとんど平地だが、全長25kmのロングコース。これを一日で歩くつもりで、前日紀伊田辺に宿泊して、翌朝から一気に歩いた。天気予報では雨のち曇りとのこと。今回も雨を覚悟で出かけた。
2月17日午後伊勢市を出て紀伊田辺に到着したのは19時頃。宿泊先はアルティアホテル紀伊田辺。紀伊田辺ではポツリポツリと雨が降り始めていた。
翌朝は昨夜までの雨もあがり、晴れ。ラッキー。朝食を済ませ、8時にホテルを出発。地図を頼りに秋津王子、万呂王子、三栖王子、八上王子、そしてやっと正午過ぎに稲葉根王子にたどり着いた(1211)。ここでほっと一息。おにぎりの昼食を食べて一休み。静かで誰もいない。もっと休んでいたかったけれど、先を急がなければ。12時半には稲葉根王子をたち、後半の滝尻王子に向かって出発した。
稲葉根王子から富田川沿いに国道311号線に沿って対岸を進み、一部あぜ道を通って一ノ瀬王子に着いた(1307)。ここにも石碑と小さな社があって、一休憩。ここからも富田川南岸の村落の中を行く道を進み、大塔町を過ぎて鮎川新橋を渡って、川北岸の鮎川王子に行った(1356)。ここから次の滝尻王子までは9.6kmとのこと。そろそろ膝、足が痛くなってきたけれど、急いで行かなければ、予定のバスに乗り遅れる。もう一頑張り。そう自分に言い聞かせて先を急いだ。もう一度鮎川新橋を渡り、富田川南岸を歩いたが、ここで又道を間違え一つ南の方の山の中に入ってしまったらしい。気がついてあわてて戻ったが、ますます時間がないとあせってしまった。うろちょろしていると、地元の人が案内してくれて住吉神社まで連れてしてくれた(1428)。本当に助かった。もう道を間違えてはいけないとここから富田川南岸を国道311号線を見ながら進んだ。のごし橋近くの藤原定家の歌碑のところからは橋を渡って国道を歩いた(1447)。北郡(ホクソギ)のバス停を過ぎ、北郡つり橋を左手に見て、時計と睨めっこしながら先を急いだ。真砂橋を渡り、清姫茶屋を左折して、清姫の墓まで来た(1533)。ここで一休みして計算したら、何とか急げば、1630分、滝尻発のバスに間に合いそう。そこからはただひたすらに国道311号線を歩き、熊野古道館が川の向こう岸に見えたときはほっとした(写真)。滝尻バス停には1613分に着いた(写真)。今回特に後半は時間が気になって余裕がなく、十分楽しめなかったのが残念。足も痛くて、私ではこれぐらいが限界なのかな。
予定通り、1630分発の竜神バスで紀伊田辺まで行き(930円)、1745分発スーパーくろしお32号で天王寺まで、そして鶴橋経由で宇治山田駅には2141分に到着。私にとっては長い長い紀伊田辺-滝尻王子の歩きだった。心配していた雨に降られなくてよかった。

 

 

  

   

   

アルティエホテル
TEL  0739-81-1111
一泊朝食付き税込み シングル 前日の電話予約のため6000円
  
奈良交通 0735-22-6335
熊野交通 0735-22-5101
宇治山田--鶴橋(近鉄)  乗車券 1750円 特急券 
鶴橋--紀伊田辺(JR)      乗車券 2520円
天王寺--紀伊田辺(JR)  特急券 2190円
滝尻--紀伊田辺 竜神バス  930円