千里浜 2008.4
 
昔は岩代王子から海岸を通って千里王子まで行ったらしいが、現在は砂浜が痩せたため、通行不能で内陸部を歩いた。
 
千里の浜は、『枕草子』に「千里の浜、ひろうおもひやらる」と書かれているほか、『伊勢物語』『大鏡』『保元物語』など、多くの文学作品に登場する景勝地です。『大鏡』には、花山天皇が熊野参詣の途中、千里の浜で病気になり、海岸の石を枕にしてお寝みになった、という逸話を載せています。確かな記録では、天仁2年(1109)10月21日、藤原宗忠が昼食のついでに、海水を浴びて塩垢離をしています。

   案内板説明より