鹿島神社 2008.4
   
三鍋王子が一時合祀されていたことから、旧三鍋王子の社殿が本殿になっている。
  
祭神 武甕槌大神、天照皇大神、須佐男大神、譽田別大神
由緒 現代の鎮座地は海中島に鎮座する鹿島の元本社の明治初年前までの遥拝所であった。 海中島元社の創始は不詳であるが、大宝元年(707)以後、太上天皇、文武天皇、持統天皇の紀伊国行幸の際当地方をうたわれている13首の御製中に詠われ、 当時から鹿島大明神として鎮座されていたものと思われる。
 吾[あ]が欲りし子島[こしま]は見しを底深き阿胡根[あこね]の浦の玉ぞ拾[ひり]はぬ (巻一 一二)
 南部[みなべ]の浦潮な満ちそね鹿島[かじま]なる釣する海人[あま]を見て帰り来む(巻九 一六六九)

  案内板説明より