硯石  2008.2
   
藤白坂丁石地蔵、十四丁あたりに大きな硯の形をした石がある。
”蘇る徳川400年の遺跡”
熊野古道 伝承遺跡「筆捨松」にちなみ紀州徳川家初代藩主頼宣公の命により後に自然の大石に硯の形を彫らせたと伝えられる。『名高浦四囲廻見』より
つては、筆捨松の大木の根元に立っていたこの硯石が昭和58年の水害で土砂と共に押し流されうつぶせにうずもれていた。このたびこの場所で確認の上、掘り起こしその姿を復元する。 (重さ約10屯)
案内板説明より