本宮道A   大泊---松本峠大泊側登り口   観音道波田須側登り口---観音道大泊側  20066月4日 曇り時々雨
今回は矢の川-志古の本宮道Aと観音道を波田須側から大泊側に歩くのが目的。当初熊野古道伊勢路を歩き始めた頃は、なるべく楽をして世界遺産を歩こうと峠だけをとぎれ、とぎれに歩いてきた。それが途中から伊勢内宮から熊野三山までつないで歩こうと思いたち、この春ごろからは、峠と峠の間の途切れたところを穴埋めするように歩いている。今回も前回に歩いていないところを歩くのが目的。
早朝伊勢を出て(07:21)、車で伊勢自動車道、紀勢自動車道、国道42号線を通り、尾鷲、熊野を通り過ぎ、有馬を右折して国道311号線に入った。時間がどれくらいかかるかわからなかったのでノンストップで風伝峠登り口付近のさぎりの里まで一気に来た(9:34)。小休憩をして9時42分にさぎりの里を出て、本宮道Aの登り口に車を止め、前回(2006.04.02)歩き損ねた本宮道Aを歩いた。
国道311号線、国道42号線を引き返し、熊野のモスバーガーでゆっくり昼食。今度は観音道を波田須側から大泊側に歩くため、観音道大泊パーキングスペースに車を止め、大泊バス停まで歩いた。バスは12時54分発。時間が大分あったので、大泊バス停から松本峠大泊側登り口まで歩いていなかったのを思い出して、国道311号線を歩いた。
前回観音道を歩いたときは大泊側から登り、大泊側に下った。三交バス潮風かおる熊野古道線で西波田須まで行き(300円)、国道311号線を少し大泊側にもどって、山側にある階段を登って観音道に入った(13:15)。階段の上に泊観音の標識があった(写真)。苔むした石畳の残る急な坂道だった。大泊側より道は狭い。渓流と鳥の声を聞きながら、汗をかき息をきらしながら40分(写真)。比音山清水寺のお堂に着いた(13:59)。お堂は前回の時よりもいっそう荒れ果て、いまにも壊れそう(写真)。お堂の下の階段横に泊観音像が二体変わらず座っていた。ここからは大泊側の道を降りた。こちらは道の途中に観音像、地蔵が鎮座し、石畳も波田須側より美しい。天候があまりよくないためかすれ違った人は一人もいなかった。40分ぐらいで大泊側口に着いた(14:41)。すぐ近くに止めてあった車で帰路に着いた。車から清滝がよく見えた(写真)
帰りは道の駅に寄ったり、古道歩きのときよく寄るカフェレストせいしゅんでお茶を飲んだりしながら、行きとはうって変わってのんびりドライブしながら、伊勢に着いたのは5時10分頃だった。