熊野古道  川端(川丈)街道   布引の滝、隠れ滝、松山滝、荒滝、飛雪の滝、花の窟、獅子巌
2004年6月12日、13日の梅雨の晴れ間に熊野を訪れた。
朝早く通り峠に登り、千枚田を見たあと布引の滝( 南牟婁郡紀和町 )に行くつもりで、 紀和町 鉱山資料館の交差点を左折(南進)したが、途中通行止めでUターン。 紀和町 で道を聞き、311号線を西進し、北山川(熊野川の支流)を渡る手前で左折し、(南進)しばらく北山川沿いに川の東岸を行く。トロッコ電車乗り場を過ぎたところを左折し、(このあたりから道は狭くなる)湯の口温泉を右手に見て、しばらく行き、三叉路を左折、しばらくして右折、次は左折(右折すると県道780号線)。交差点には布引の滝の小さな表示があるので、見逃さないように。楊枝川沿いに行くと蛍が見れるいい場所があるとのこと。勿論昼間なので、みえなかったが。山道をいくと、最初に隠滝、ついで、松山滝、荒滝。道は狭いし、山道でカーブが多いが、車はほとんど通らないので、適当な場所を見計らって、車を止め、写真を撮る。布引の滝は日本の滝百選の1つに上げられるだけあり、降り口には標識があるので、見落とすことはないが、前3者はうっかりすると通り過ぎてしまう。布引の滝を過ぎて、数十メートル行くと、左側に社があり、その前に3〜4台の駐車スペースがある。そこに車を止めて歩いて少しもどり、滝壺への降り口の階段を下りると5〜7分ですぐ前に滝壺が見えるところまで降りられる。この滝は布を折りたたんだように3段になって滝が流れているのでこの名がついた。滝壺からは一番下の布の部分しか見えない。道路わきの展望台からは、上の部分の折りたたんだようになった滝の部分が見渡せる。滝を見学後、もと来た道を楊枝川に沿ってもどる。そのまま真っすぐ進み、県道780号線に出る。楊枝薬師のところを左折し、熊野川東側の県道740号線を行く。そのまま行くと自然に三和大橋を渡ってしまい、熊野川の西岸国道168号線にでてしまう。橋を渡る手前の道を右折して回りこみ、そのまま県道740号線を川沿いに新宮方面に向った。一応舗装はしてあるももの道幅は狭く、私の車ではぎりぎり。道端の草でボディの横をする。夫が運転していたが、もう二度と通りたくない道だった。そんな道を30分ほど走っただろうか。幸い1台も車に会わなかったのでよかったが、もし対向車が来たらどうしようとひやひや。すっと広い道にでたかと思うと、そこが次の目的地飛雪の滝( 紀宝町 )。前には立派な公園、キャンプ場まである。ここは駐車場もトイレもあり、写真撮影の場所もたっぷりある。ここから42号線まではバスも通っている道で、やっと人里にでた感じ。飛雪の滝に行くなら、間違っても今回通った道は行かないように。ぜひ鵜殿(新宮方面)から県道740号線を熊野川沿いに北西に進むことをお勧めする。ただこのルートは熊野古道伊勢路の案内書に川端(川又)街道ドライブコースとして載っている。42号線を北上し、途中熊野で、花の窟、獅子巌へ寄った。花の窟は42号線を左折するとすぐに神社の無料駐車場がある。獅子巌も42号線沿い海岸よりに駐車場がある。途中ゆっくり休憩しながら伊勢に着いたのは1800頃だった。
小鹿にある岸壁の道は「デンジ帰り」と呼ばれ、昔の面影が残っているらしいが、今回立ち寄らず。