通り峠---丸山千枚田---本宮道@---小栗須---風伝峠---花の窟---尾鷲向井  2006年3月26日 曇り
昨日に引き続き、熊野周辺の古道歩き。今日も昨日同様いい天気だと思っていたが、あいにくの曇り空。今日は通り峠、丸山千枚田、本宮道@、風伝峠に行く予定だ。通り峠、風伝峠は一度行っているが、一部歩いていないところがあったので、今回もう一度行くことにした。
朝、7時45分頃ホテルを出て、国道311号線を通り峠のほうに向かって進んだ。今日の一つ目の目的地は通り峠、矢ノ川側から峠に登り、丸山側に降り、その後丸山千枚田の中を通ってぐるりと一周してもとの車を止めたところまでもどってきた。
次の目的地は本宮道@。来週くる予定だが、下見のつもりで千枚田・通り峠入口バス停前から小栗須まで歩いた。来週は小栗須から本宮道Aを歩こう。
今日、最後の峠越えは風伝峠。今回は前回道がわからなくて歩かなかった尾呂志側登り口から途中県道に合流するところまで行くのが目的だった。 国道311号線沿い後地バス停に下りる標識のところまで行き、県道を引き返し、尾呂志側に降りた。
すっかり時間が経ってしまい昼食もまだだったので、県道経由で御浜町に出て、熊野で昼食を食べて一休み。国道42号線を北上して途中花の窟に立ち寄った(15:42)。
日本書紀によると、皇室の祖先とされる天照大神の母神である伊弉冉尊(イザナミノミコト)は、火の神、軻遇突智神(カグツチノカミ)を生んだとき、火傷を負って死に、この地に葬られた。尊の魂を祀るため、とちの人々は花が咲く季節に花を飾り、のぼりや幡旗をたて、笛太鼓を鳴らし、歌い踊って祭りを行うとされている。このことから「花の窟」と名前がついた。
いままで曇り空で、怪しい空模様だったが、少し空も明るくなってきた。帰りに尾鷲でもう一ヶ所桜を見てこようと思い、尾鷲の南の八鬼山越えの登り口向井に立ち寄った。あいにく桜並木の満開には早かったが、ここでも枝垂れ桜が一本きれいに花を咲かせていた(16:38)。
国道42号線、紀勢、伊勢自動車道を通り、伊勢に着いたのは6時過ぎだった。
桜に峠越え、あちこち欲張って走り回った2日間だった。明日体が痛まなければいいが・・・