滝祥寺---大紀町柏崎出張所---大台---松本峠---熊野  2006年3月25日 晴れ
今回は1泊2日で母と二人で古道歩きに出かけた。12時45分自宅を車で出て、伊勢自動車道、そして新しくできた紀勢自動車道を通り、大台まで、高速でいけるようになったので、いつもより時間も短縮でき、又新しい道路で快適だった。ちょうど桜の季節なので、途中色々寄り道をしながらのドライブだった。
まず最初は阿曽の滝祥寺の枝垂れ桜。阿曽大橋を過ぎて、国道42号線を左折し、右手の郵便局に車を止めさせてもらって、そこから阿曽の集落を少し歩き、滝祥寺へ行った(13:35)。でもまだ蕾で少し早かったようだ。ここで、今なら大紀町柏崎出張所の枝垂れ桜が今ちょうど見頃だと教えてもらった。「毎年柏崎出張所の桜よりだいたい1週間遅れて滝祥寺の桜は見頃を迎えるので、次の週末くらいがいいでしょう。」とのことだった。
42号線を南下し、右折して、柏崎出張所(旧紀勢町役場)に行った。役場の横に駐車場はあるが、集落の中は道が狭いので、JR柏崎駅に車を止めた。ちょうど満開でたくさんの人が桜見物にきていた(14:05)。道路までまたがる見事な枝垂れ桜だった。天気もよく、青空に桜の美しさが映えた。桜の木の下で、抹茶と和菓子。思わぬゆったりした桜見物ができ、ラッキー!ただ川沿いの桜(ソメイヨシノ?)はまだ蕾だった。
次は大内山農協の桜と思い、42号線を大内山に入ってすぐ左折したが、川沿いもまだ蕾。
今年になって内宮から梅ケ谷まで歩いていたので、どこで桜が見れるかチェックしていたので、探し回ることもなく、スムーズに移動できたが、桜はまだ早かったようだった。
あまり寄り道をしていたので、熊野へ着くのが遅くなった。でも今日は松本峠を木本側から登る予定なので、先をいそいだ。松本峠は二度登っているが、いづれも大泊側からなので、今回は木本側から登る計画だ。
熊野市内に車を止め、松本峠木本側登り口の案内の標識に着いたのは16時22分だった(写真)。ここから民家の間の急な階段を登ると(写真)、寺があり、そのすぐ向こうから、古道が始まる(写真)。こちらの登り口からは熊野市内が見渡せる(写真)。大泊側の石畳は見事で、急だったが、木本側の石畳は保存状態はいいが、それほど急ではなかった。約20分で峠頂上の鉄砲地蔵に着いた(写真)。母をふもとに待たせてあったので、今日は展望台に行かず、そのまま又もと来た道をもどった。ふもとに着いたのは5時ごろ。
熊野市内のビジネスホテルに着いたのは5時15分。一休みして、予約してあったレストランクスクスで食事をして部屋に着いたのは8時過ぎだった。明日に備えて早めにベットについた。