横垣峠・風伝峠・松本峠 2005.03.21  快晴

7時から朝食後、今日は横垣峠、風伝峠をめざして出発。御浜町神木「なかよしステーション」に車を止め、横垣峠登り口を9時に出発。ところが登り口の標識を見落としてしまい、気がついたら林道をテクテク登っていた。そのうち古道との合流点にくるだろうと思い、歩くこと40分、やっと合流点にきて(840)、ここから古道に入った。杉林の中を登っていくと水壺地蔵が湧水のそばに祭られている場所に出た(9時)。さらにゆるやかな登り、そしてゆっくり下り始めると横垣峠につく(919)。少し行くと坂の峠(928分)に出て見晴らしがいい。ここから阪本の里へと下って行った。いままでは比較的平坦な坂道だったが、ここからの道は広い石畳の古道らしい道となった。ここに使われている石は神木流紋岩といって、地殻変動のさい強い熱量により溶かされて石が波状に固形化されたものといわれている。美しい石畳の道を下り始めると、地中に埋もれていた石畳を掘ったことがわかる場所があった。5060cmぐらい地中に埋もれていた石畳をこんなふうに掘ってこの古道をつなげているのがよくわかる。大変な作業だな。石畳の道を楽しんだあと林道を通り、阪本側登り口に着いた(1015分)。広場にはトイレ、東屋、駐車場があった。横には折山神社があった。ここから阪本の里をとおり、国道311号線、高千良のバス停に出た。阪本の里ではのんびり棚田の中の田園風景を楽しめる。
国道311号線を 紀和町 の方へ進み、風伝トンネルの手前で左折(1115分)、風伝峠をめざした。ここでも道を間違え、林道を来てしまい、尾呂志の村は通らず、少し石畳の古道を登るとすぐ風伝峠茶屋に着いた(1145分)。このまま一気に下れば1233分後地のバスに乗れると思い、大急ぎで、石畳の道を下った。だから風伝峠はあまり印象深くなかった。最もこの峠は山にかかる朝霧が有名らしいが・・・。国道311号線に出たのは12時、後地のバス停には1210分に着いた。やっと落ち着いてここで、昼食のパンを食べ、バスに乗って横垣峠登り口にたどり着いた。バス代大人1人300
今回の予定はここまでだったが、まだ時間が早いし、昨日とは違い雲一つない青空。この天気ならきっと七里御浜がきらきら輝いて見えるだろうと、夫にもあの美しさを見てもらいたいと思い、帰りにもう一つ松本峠に立ち寄ることにした。国道42号線沿いのパーキングエリアに車を止め、大泊登り口からきれいに整った石畳の階段を登った(1321分)。歩きやすいが勾配が急なので、息がきれる。30分ほどで、峠に着いた(1350分)。ここには鉄砲傷のある地蔵さんが竹林の中にすっくと立っていた。ここから鬼ヶ城へのハイキングコースへ道をとり、鬼ヶ城跡、展望台から七里御浜とその周辺の海を眺めた(1419分)。思ったとおり、きらきら輝きすばらしい海だった。少し急な階段を下り、鬼ヶ城東の駐車場への道を降りた。途中そめいよしのの蕾が膨らんで春を待っていた。さらに下ると濃いピンク色の彼岸桜が満開。ここで桜が見られるなんてラッキー。そういえばお彼岸だったんだ。車に着いたのは15時頃。国道42号線を北上し、尾鷲で夕食を食べて、自宅に着いたのは6時過ぎだった。