JR 尾鷲駅 ---向井 宮川発電所 阿曽滝祥寺 三瀬川  2006331日 晴れ
午後から車で向井まで行き、ここから三重交通のバスでJR 尾鷲駅 まで行った。旧街道を通って八鬼山越えの登り口向井まで歩くのが今日の目的。
伊勢を12時過ぎに出発して向井についたのは13時半過ぎ。バスの時間待ちに向井の桜見物。先週見た枝垂桜はほぼ満開。桜並木もそろそろ満開近しというところだった。1418分向井発のバスに乗った(写真)。ちょうどバスの通る道が旧街道らしかったので、窓からしっかりと周辺の様子が観察できた。25分ぐらいで尾鷲駅に到着(写真)。歩くのには絶好の日和だった。
尾鷲駅(14:42)を港の方に向かってしばらく行くと旧道の入り口があるはずだが、よくわからなかったので国道778号線と大きな案内板がある交差点をとりあえず右折した(写真) (14:59)。左折すれば馬越峠方面へ右折すれば八鬼山峠方面に行く。旧道はたぶん第三銀行近くの医院の横の路地を右折すればよかったのだと思う。2つ信号をやり過ごしたところで右折。しばらく行くと道が細くなり、ここを左折して旧熊野街道に入っていった(15:12)。この右の角に庚甲の石碑があった(写真)。熊野のほうにも庚甲の石碑があったが、これは何を意味するのでしょう。両側に民家の立ち並ぶ旧道をしばらく行くと(写真)、左側にやのはま街道入り口の石道標などが置かれた一角があった。ここを左折してやのはま街道の方向に行ったが途中で火力発電所の方に向かっているような感じがしたので又旧道にもどって先を急いだ。矢浜の集落の右側に永昌寺という寺があり(写真)、ここに八鬼山越えに置かれていた町石の一番最初のではないか、と言われる地蔵尊があるとのことで、境内を探してやっと木の陰にそれらしき像を見つけて写真に収めた。50体あった町石の最初とのことだが、今は体の半分と頭の一部しか残っていない。集落を過ぎると大きなタンクが見える交差点に来て(写真)、ここで旧道がなくなっている。東邦石油のタンクがニョキニョキたっている一般道を通って(写真)八鬼山登り口まで行った。登り口には道標歌碑があり(写真)、尾鷲節の歌詞が刻んであった(写真)
尾鷲を出て帰り道は42号線沿い宮川発電所前、阿曽の滝祥寺、三瀬川の集落(三瀬坂峠登り口)にある寺と桜見物をしながら帰路についた。