阿須賀神社

阿須賀神社は熊野川河口近くにある蓬莱山南側の麓に鎮座する古寺。熊野速玉神社と縁の深い神社で、事解男命(ことさかおのみこと)、速玉男命(はやたまおのみこと)が祀られている。平安時代から「阿須賀王子」とされ、熊野詣の人が奉納した御正体(懸仏)約200面が社殿裏から出土したことからも、熊野信仰の重要な王子社だったことがわかる。徐福が最初に上陸したといわれる場所がこの蓬莱の丘とのことで、この神社の傍らには徐福の宮もあった