滝原宮−−−柏野   2006年2月23日 晴れ時々曇り
午後から滝原宮前から梅ヶ谷方面に向かって歩いた。
12時30分伊勢を出発して伊勢自動車道を勢和多気インターで降り、国道42号線を南下。道の駅奥伊勢木つつ木館に到着したのは13時10分頃(写真)。車をここに止め、トイレ休憩をして、13時19分歩き始めた。梅がきれいに咲いていた。道の駅にある鳥居をくぐって(写真)、東に道をとり、突き当たったら右折。この三叉路に大きな欅の木があった。すぐに滝原宮の入口に着たが(写真)、今日は中に入らずそのまま大紀町の町中を進んだ。蔵のあるなかなか立派なお屋敷がまだ残っていて、すぐそこには騒々しい国道が通っているのに、まったく違った雰囲気を体験できた。大紀町(旧大宮町と旧紀勢町が合併)役場の前をとおり(写真)、一度国道に出たのは13時45分(写真)。陸橋で国道を渡り、又すぐ脇道に入った(写真)。今度は国道を左手に大内山川を右手に見てすすんだ。大内山川の深緑の水の色と白っぽい岩がきれいだった。村を過ぎ、大宮小学校(写真)、大宮中学校(写真)の横を通って国道42号線の方へ進んだ。このあたりは景色がよくサイクリングコースにもなっているらしい。今度は42号線の下を通り(写真)、再び国道を右手に見て、脇道を進んだ。勝瀬の集落を通り、再び国道に出た。ここからJR阿曽駅まで1.5km。300mほど国道を歩き、斜め左の道を進んで(写真)、阿曽の集落に入った。踏切を越えると道の左に石灰華の看板があった。石灰華は噴出した鉱泉から沈殿して塊状となった炭酸石灰からできているとのこと。このように露出した石灰華がみられるところは珍しいらしい。阿曽の公民館を通り、大内山川を渡る手前を左折すると、田んぼの中に、立派なお寺があった。滝祥寺というらしい。この境内に立派な枝垂れ桜があるというので、その場所を確認するために、わざわざ寄り道をした。花が咲いたら、ライティングをするのだろう。ライトも備えてあった。桜が咲いているときにぜひ来よう。寄り道をしたあと、川を渡り、屋敷の横を通って、JR阿曽駅が右に見えるところに来た。あらかじめ入手した地図に、駅の前の道が本来の道を書いてあったので、その道を歩き始めたが、どうも様子がおかしいので、土地の人に聞いたら、行き止まりとのこと。又もと来た道を引き返し、すぐに国道にでた(写真 15時22分)。ちょっと時間をロスしたが、早く尋ねてよかった。しばらく国道を歩き、又脇道、藤ヶ野の集落だ。また国道にもどり、しばらく行き、橋を渡ると左に小さな広場があり、トイレもあった(写真)(写真)。前にはコンビニもある。ここを斜め左に行くと、柏野の集落に入っていく。時間を見ると16時をまわっている。そろそろこのあたりで引き返さないと帰りのバスがなくなる。16時37分柏野発三交バス南紀特急があるはずだ。柏野の集落を歩いていると、ちょうど同年配ぐらいの女性が家の前にいたので、声をかけた。ものすごく親切な方で、「柏野のバス停はどこですか?」と尋ねると「バス停までいっしょにいきましょう」と。感激。「この頃はこのあたりでも古道を歩く人が増えてきたのですよ。」と話してくださった。こんなペリフェリを歩く人もやはりいるんだ、と感心するやら、勇気づけられるやら、少々びっくり。でもこのご親切な方のお蔭様で16時15分に大紀町柏野の三交のバス停に着いた(写真)
バスは6分ほど遅れて到着。16時55分には無事滝原宮前(道の駅奥伊勢木つつ木館前)に着いた。お土産を買って家に着いたのは17時45分。
このバスに乗り遅れたら19時37分まで待たなければいけなかった。