高原熊野神社
  
平安時代の熊野九十九王子社には数えられていませんが、建仁元年(1201)の『熊野御幸記』には地名が記され、藤原定家が立ち寄った事がわかります。楠の大木を背後に控えた優雅な朱塗り檜皮葺、春日造の社殿は応永十年(1403)のもので、熊野古道沿いの神社では現存最古のものです。