会津王子跡付近の梅林
ちょうど紀州の梅があちこちで満開でした。このあたりに会津王子跡があるはずなのに、梅に見とれていたのか、見つからず・・・
   
秋津王子跡 案内板から
熊野九十九王子の一つで、建仁元年(1201)の藤原定家の「熊野道之間愚記」に「秋津王子に参る」と記されている。天仁2年(1109)の「中右記」には秋津王子の名はみえないことから、この間に設けられたようである。秋津王子が位置したとされる一帯は、会津川の氾濫原にあったため、水害を受け、柳原から万呂落合、さらにここ安井付近へと移されている。この付近一帯も水害により、大きく変貌しているため、古道を辿ることは難しく、王子の旧地も特定できない。秋津王子社は明治3年に豊秋津神社に合祀され、現在にいたっている。