近松門左衛門墓(郡戸王子近く)
谷町筋のビルの谷間に近松門左衛門の墓がある。この近くに、昔の郡戸王子があったという。
   
近松門左衛門墓 案内板の説明から
近松門左衛門は、享保9年(1724)に72歳で没した、近世で最も著名な劇作家の一人である。近松は二代目義太夫のために百作を越える浄瑠璃を著す一方で坂田藤十郎のために三十数作の歌舞伎狂言を著している。『曽根崎心中』『心中天網島』『女殺油地獄』などの世話物に代表される作品に描かれる人間の姿は今日に通じるところも多く、伝統芸能や演劇・映画などの中で再創造され、たくさんの人々に感動を与え続けている。