一里塚
  
昔の街道には里程の目安として、一里(約4km)ごとに松や榎が植えられ、旅人の旅程に便宜を与えるばかりでなく、心の慰めともなっていた。ここにも一里塚と呼ばれる大きな松があったといわれている。土地の人々は、いまだにこの辺一帯の土地を一里塚と呼び、昔ながらの面影を伝えている。なおこの一里塚は安居辻にあった。