通り峠---丸山千枚田---本宮道@---小栗須---風伝峠---花の窟  2006年3月26日 曇り
昨日に引き続き、熊野周辺の古道歩き。今日も昨日同様いい天気だと思っていたが、あいにくの曇り空。今日は通り峠、丸山千枚田、本宮道@、風伝峠に行く予定だ。通り峠、風伝峠は一度行っているが、一部歩いていないところがあったので、今回もう一度行くことにした。
朝、7時45分頃ホテルを出て、国道311号線を通り峠のほうに向かって進んだ。今日の一つ目の目的地は通り峠、矢ノ川側から峠に登り、丸山側に降り、その後丸山千枚田の中を通ってぐるりと一周してもとの車を止めたところまでもどってきた。
次の目的地は本宮道@。来週くる予定だが、様子見がてら、@だけ歩いてみようと思って、車で千枚田・通り峠入口バス停前のふるさと市場千枚田に車を置かせてもらい(写真) (11:30)、矢ノ川にかかる橋を渡ったところを右折し、県道780号線(熊野川紀和線)を進んだ。すぐに左手に熊野古道の標識が見つかりとりあえずほっとした(写真)。あまり人が通らないらしく道も細いが、標識がしっかりたっているので安心。私の背ほどもある猪垣の横を通りすぎるとおなじみの道標があった(写真)。(本宮道@ 01/07)猪垣の向こうでは犬が吠えていた。
猪垣を過ぎたところで一度一般道に出て(写真) 、70mぐらい歩いて、再び山道に入った(写真)。インターネットで調べたとき、ここで迷ったと書いてあったので、写真と道標の指す方向を確認しながら前へ進んだ(写真)。お蔭様でここでは迷わずに行けた。ありがとうございます、くまどこ様。石畳の残っている道、木々に囲まれたアップダウンのある道を通って、気がついてみると本宮道@の出口(写真)、天理教紀熊分教会の裏に出た(写真)(11:58)。道標を確認しながらのウォーキングだったが、思ったより早く到着したので、さらにもう少し先まで行くことにした。
国道311号線を西進し、矢倉川にかかる興国橋を渡って(写真)、川沿いにテクテク。橋を渡ったところの民家の庭には桜が咲いていてきれいだった。川沿いに歩道があり、きれいな流れを見ながら、そして車に気をつけながら歩いていくと、川から何やら動物が山のほうへ上がっていくのが見えた。よく見ると猿。1〜2匹のときはなんとも思わなかったが、十数頭がいっせいに山に上がっていった時には、もしこちらに向かってきたらどうしようと一瞬身構えた(写真)。少し前にテレビで民家に出没して、人に襲いかかったり、家に入り込む猿の番組を見たので、そのことがすぐ思い出された。幸い何事もなくよかった。途中で、国道沿いにあるりっぱなお地蔵様を見たりして、次の入口のある小栗須まで来た(写真) (12:30)。ここから国道をもどり、千枚田・通り峠入口バス停に着いた(写真) (12:04)。来週は小栗須から歩こう。