和名 コビレゴンドウクジラ  
学名 Globicephala  
英名 Pilot Whale  
哺乳綱 クジラ目ハクジラ亜目マイルカ科  
分布 赤道から南北緯度40度までの、熱帯から温帯の全海域  
大きさ 6m
生息場所
特徴 ゴンドウクジラには2種ある。コビレゴンドウは赤道から南北緯度40度までの、熱帯から温帯の全海域に生息する。マゴンドウクジラはグリーンランド、アイスランド、ノルウェー北部までの北大西洋に生息する。南半球には南極の寒冷海域に独立した個体群が生息する。2種とも温暖な海域、なかでも南アメリカ周辺と北大西洋に生息する。日本近海でゴンドウクジラとして知られてきたのは、コビレゴンドウのことである。マゴンドウクジラとコビレゴンドウの2種とも頭胴長およそ6mまで成長する。オスはメスよりわずかに大きい。マゴンドウクジラはコビレゴンドウよりわずかに大きく、どちらも大きなまるい頭とひじょうに大きな背鰭をもつ。ふつう黒か濃茶または灰色で、背鰭のすぐ後ろにうすい斑紋がある。顎のすぐ下の腹の上部にも、うすい紋がついている。ギシギシという複雑なクリック音でコミュニケートしあい、おそらくこの音によってたがいを識別している。反響定位によって周りの状態を知ることができる。つまり、高周波音を発して、獲物や他の物体からの反響で物体の位置を知るのである。深くもぐることができ、おもにイカを食べている。ふつう数百頭もの群れをつくる。オスはおそらく複数のメスと交尾する。メスは1回の出産で1子をうむ。35歳以降になると出産しないが、しばしばそれから14年以上、乳をのませつづけることがある。メスが子のめんどうを長くみることや、姉妹やおそらく娘の子の世話もすることが、ここから考えられる。  
撮影場所 Thedford  RF近く
撮影年月日 2000.1
撮影機種 ニコン F50   24〜50mm  f 11  ISO 400
撮影状況

Thedford  RF からの帰りに出会った。船の上では皆大騒ぎで見た。イルカと思うほど小型のクジラ。