和名 アオウミガメ  
学名 Chelonia mydas
英名 Green Turtle  
爬虫

爬虫(はちゅう)綱カメ目ウミガメ科

分布 世界じゅうの海
大きさ 1m以上 
生息場所
特徴 名称は脂肉の色に由来し、実際の体色は全体的に茶色である。もっともはやくおよぐカメで、スピードは時速30km以上。成熟すると甲長1m以上、体重は180kgをこえる。ほかのウミガメと同じように、鰭(ひれ)状の前肢をもつ。独特なのは、目と目の間の頭頂部に1対の大きな甲板があり、隆起のない比較的なめらかな甲、重なりあわずにならぶ4対の大きな肋(ろく)甲板をもっていることである。オスはけっして海からでることがなく、メスは卵をうむためにのみ上陸する。産卵は夜間におこなわれ、海水のとどかない砂浜に200個以上の卵をうみおとす。子は太陽熱で孵化(ふか)し、すぐに海へはいっていく。  
アオウミガメは雑食性だが、おもに海藻を食べる。子牛のような肉はスープやステーキにつかわれるほど美味で、卵も食物として珍重される。海洋汚染や産卵環境の破壊、さらに過剰捕獲のために、その数は急激に減少している  
撮影場所 フレミング テニアン
撮影年月日 2006.12.17
撮影機種 ニコンD70s  Zoom Nikkor1870mm   Auto
撮影状況 サンゴ礁の斜面を1尾のアオウミガメが泳ぎまわっていた。人馴れしているのか、餌である藻を食べるのに夢中なのか、私たちが近づいても一向に気にしない様子。