マレーシア連邦

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

国名

正式名称は、ジャウィ文字: ڤرسكوتوان مليسيا、ラテン文字: Malaysia。(マレー語: [məˈlεɪʒə])。

公式の英語表記は Malaysia

マレーシアとは「『ムラユ (Melayu)』の国」の意味だが、この「ムラユ」という言葉自体は、サンスクリット語で「山脈のある土地」を意味する「マラヤドヴィパ (Malayadvipa)」を語源としている。古代インドの時代には、交易商たちがマレー半島を指すときに使う言葉であった。その後、7世紀から13世紀にかけてスマトラ島に存在した王国 (ムラユ王国) の名として継承され、近代に入ってからフランス人の探検家ジュール・デュモン・デュルヴィルによってマレーシアという言葉が生み出される。もっとも、当時は現在のマレーシアのみならず、東インド諸島全体を指し示していた。そのため、現在のフィリピンが独立する際、国名をマレーシアとする案もあったとされる]が、フィリピンよりも先にマラヤ連邦 (現在のマレーシア) が先に自らをマレーシアと呼称するようになり、現在に至る。

地理

マレーシアの地図 マレーシアの国旗
                 
 

マレー半島南部とボルネオ島北部を領域とする。隣接国はタイ、シンガポール、ブルネイ、インドネシア、フィリピンである。

一般的にはマレー半島の部分が「マレーシア半島 (地区)」 (Semenanjung Malaysia)、ボルネオ島の部分は「東マレーシア (地区)」 (Malaysia Timur) と呼ばれる。また、マレー半島とボルネオ島間の往来は、マレーシア国民であってもパスポートを必要とする。

 
クアラルンプールはマレーシアの首都で、東南アジア有数の世界都市である。

マレーシアは、人口の6割をマレー系、3割を華人系、1割をインド系が居住する国家である。居住の形態は、伝統的にはそれぞれのエスニシティが集団で居住する形式をとっていた経緯があり、また政治の支持基盤も民族毎であるという特色がある。