ニューカレドニア

せっかく海外まできたんですもの。ダイビングだけじゃなくって、その国のこともちょっと知っていると楽しさも倍増!!

 

ニューカレドニア島 ニューカレドニア島 New Caledonia Island 南太平洋西部、オーストラリア東方にあるフランスの海外領の島群。総面積は19058km2。人口は187947人(1996年推計)、1km2当たりの人口密度は9.9人。

住民の約43%はメラネシア系のカナク人(→ カナカ)、約37%がフランス系を中心とするヨーロッパ人、残りはベトナム系、ポリネシア系、インドネシア系など。住民の大半がキリスト教徒で、カトリック教会が主流。主都ヌーメア(人口は65110人、1989年)は領内の最大都市かつ重要な港である。

ニューカレドニア島の経済は、農業(コプラ、コーヒー、穀物など)、畜産、漁業、林業など多様だが、もっとも重要なものはニッケル、鉄、マンガンなどの鉱業である。ニッケル鉱の年間産出量は、1980年代後半には約280tにのぼった。製造業ではおもに食品加工と冶金(やきん)が発達している。おもな輸出品は各種金属の鉱石と精製ニッケル、輸入品は石油製品、石炭、コークス、機械や電気機器である。通貨の単位はフランス太平洋(CFP)フラン。

1774年にイギリスの探検家クックがこの島をおとずれ、故国スコットランドの古代ローマ名にちなんでニューカレドニア島と名づけた。1853年にフランスに併合され、63年にニッケル鉱が発見されてから発展した。1946年にフランスの海外領として組織された。847月にフランス議会は内政に関する自治権をみとめる法案を議決し、85年には領内の選挙がおこなわれた。2年後の87年、住民投票でフランスの一部としてとどまることを可決したが、メラネシア系住民の大半は棄権している。その後メラネシア系の独立派が暴動をおこし、フランスは89年に新しい統治体制を導入した。

ニューカレドニアは3つの州にわかれ、それぞれが選挙でえらばれた議会をもち、3議会が1つになって領域議会(定員54)を形成する。高等弁務官がフランス政府の代表として任命され、島からはフランス本国の議会に2名の下院(国民議会)議員と1名の上院議員をおくっている。

地理 7,000 キロに位置する。フランスパンのような形のグランドテール島がその本島。大小の島々からなり、総面積は19,110km2。1,600kmにわたるサンゴ礁の輪に囲まれたラグーン(礁湖)は、面積にして24,000km2におよぶ大サンゴ礁をつくりだしています。

気候 亜熱帯気候に属し、年間を通してさわやかで温暖な初夏の気候。南半球なので、日本とは逆に1、2月が真夏にあたる。2月から4月が比較的雨の多い時期、9月から11月が乾期。日本の梅雨にあたるような雨季はありません。

言語 公用語はフランス語。ただし、多くの場所で英語が通じるほか、ヌメアのホテル・免税店等で日本人スタッフを置いているところもあります。多くのレストランでは日本語のメニューも用意しているので、言葉で不自由することはありません。地元の人々はとてもフレンドリーです。

時差 日本より2時間早い。